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地球科学の研究をしながら普及についても考えています。育児も。
by cony_keyco
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にっき2

日記のつづき
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6/11
今日もAWSメンテにでかけて、半日仕事とする。夜はなんだか寝付けなくてイライラする。ちょっと疲れてきたかな。


6/12
AWSをメンテし、頼まれたサンプル採取と、アルベド測定をしつつ、氷河の下流に行ってみる。いままではあまり動き回れなかったので、この機会に氷河の違う側面をみてみたら、全体像が見えてきた。末端は(いつか分からないけれど)後退しているようだ。エンドモレーンがみえた。末端近くまで氷が厚いようで、こういうのはたしか高緯度の氷河に見られる特徴だったはず。ラテラルモレーンも下流の方で大きくなっていて、下流の方で最近は厚さが減っているのだろう。明日は上流の方に行こうと思った。
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6/13
天気は思うようになってくれないもので、寒くなり雪が降った。風がとても強く、雷もなっている。停滞だなぁ~。


6/14
昨日より天気が回復したようだが、未だ風が強く、時々雪が降る。安定しない天気だ。そんなに仕事を急いでいないので停滞した。
夕方になり、仕事を頼んでいた人が到着した。(このおじさん、いくつかの国に行ったことのある登山ガイドらしく、うるさいほどよくしゃべる。しかも人の言ったこと繰り返すし(-"-)。)ついでにウルギーの研究所の人が数人来た。夜はちょっとした宴会だったが、ウルギーはカザフの文化圏なので、カザフスタイルでの宴会となる。お菓子やピクルス、ハムなど食べ物がたくさん並び、飲み物も酒のほかにジュースなども出るようだ。全体的に甘いものが多かったような気がするけどどうかな。。。


6/15
天気が回復。氷河へ行く。予定通りやや上流に行く。とはいっても、この氷河は大きいので、今回は結局下半分くらいしか行ってない。
右岸側に近づきたいと思っていたところだが、下流の方は水流が激しくて横断が困難なので、この日やや上流から右岸側へアプローチ。右岸近くは、岩壁の影響か流動のせいか、左巖側とは違い水流はあまりなく表面の凹凸が激しい。氷河は右岸から50mくらいまで急激に右岸に向かって落ち込んでいる。
アルベド測定をしつつ下流に向かったが、昨日の雪で表面はほとんど白くなってしまい、あまり測定の意味がないorz. 午後になると表面を覆っている上積み氷がとけて本来の表面が少しずつでてきた。
ウルギーから来た人が勝手に他人のモノを使うのでちょっとムカつく。それに観光のためにカメラ貸せって言われたり--;)こっちは記録写真を撮ろうと思っているから遊びのためなら自分で持ってきてほしいなぁ。・・・こういうのって社会主義だった国の人特有だと思うんだけど、どうかしら?悪気がないのは分かっているんだけど、瞬間的にムカつくだよなぁ。


6/16
帰る日になってしまった。滞在は8日間と短かったが、充実した仕事ができたと思う。帰る途中にもうひとつAWSを設置するので、まだ気を抜けない状況。
観測している氷河は国立公園のようなものの中にあるので、道路の途中にゲートがある。その付近にレンジャーがいるので彼の許可をとって、ついでに監視を頼んでAWSを設置した。彼ら家族は夏の間だけゲルをゲート付近に移動させている。遊牧民なのだ。彼の妻に前金を渡して(お金は妻が管理しているらしい)レシートを書いてもらったが、住所は・・・と少し迷った。”ゲート”かな?^^;)。
彼らのゲルはカザフタイプなので、やや大きめ。いつものようにゲル訪問したので、お茶がふるまわれた。十代くらいの女の子が何かの乳からバターとヨーグルトを作っていた。フレッシュなバターとボールツォグという保存できるパンみたいなものがだされた。床に敷物を敷いてみんなで囲って食べるのがカザフ・ゲルでは普通のようだ。使っている布はアイヌ模様のような柄が多く、ピンクなどの暖色が多いと思う。
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さて、ゲートを出発したのが既に昼。やれやれ、いつ街に着くことやら。。。
Dさんらが今後観測を予定している川に寄りながら帰路へ。時々ゲルなどで道を聞きながらあっちこっち行ってみる。「やはり道を聞くんだなぁ」と妙に感心してしまった。いつの間にか車の中で眠ってしまい、揺れで起きると、山の中にいた。山といってもほとんど石があるだけ。小川が流れている。両手で持つくらいの大きな丸い石がごろごろとあるところを車は大きく揺れながらゆっくりと進んでいった。本当にこれは道なんだろうかと疑いたくなるが、一応ワダチがある。山を降りて広いところにでたらやや大きめの川があった。どうやら観測候補らしい。この川の深さはどうだろうという話をしているらしいと思ったらPがおもむろにズボンを脱ぎ始め、川に入っていった。つまり、そうやって、大まかな川の深さを測ったということだ。測定も終わり次の候補へ移動と、また山道に入り大きな川に出た、、、と思ったら引きかえした。同じところに出てしまったらしい。。。さすがにみんな苦笑い。
そうこうしているうちに、きちんと道へもどる。砂利っぽい道なのに、80kmくらいだしているよ~。
草が生えているような、乾燥した、人のいないところは、タルバガン(マーモット)という希少動物がいることが多い。タヌキくらいの大きさで、金色の毛で覆われていて丸々としたかわいらしい動物だ。ただし、病原菌を持っていることがあるらしい。せっかくなので写真を撮ろうと試みた。一応取れたけど、どうかな、分かるかなあ。。。
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20時くらいにウルギーにつき、ホテルに入る。昨年お世話になったホテルで、この日の受付は昨年会った若い女性だった。彼女も覚えていたようで、愛想良く対応してくれた。とても感じのいい人なんだけど、言葉がわからないので複雑な話ができないってところが残念。
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6/17
遅めの朝食にDさん、Pと出かける。餃子スープみたいなものと、ボーズという蒸し餃子みたいなものを食べる。
その後、ANOD BANKという銀行に換金に行ってみると、英語を話す人がいた。「旅行ですか?」と聞くので、「一応仕事です」と答えると、「ウルギーで???」とかなり驚かれた。いやいや、あなたがきれいな英語を話すことも驚きなんですけどねえ。。。
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その後研究所に行ったみたが、所長のJがいなかったので出直すことにした。しかも停電らしい。ホテルに戻ってしばらくすると所長のJとAが来てくれたので、立て替え分の支払をすませ、一緒にお昼御飯に向かう。Jは40代くらいの女性で、見かけはとてもかわいらしい。彼女の父親は昔市長だったそうだ(世襲なのかどうかは不明)。ちなみにJの夫は体育の先生をしているらしいが、レスリングのような競技のモンゴル代表だそうな。腕の筋肉がスゴイのと、寒くても半そでで過ごしていたので納得した。
昼にゴアンズ(食道)へ行くとDさんらが合流した。彼らはこれから別の山での観測に向かうところ。メニューを見つつ、ARG?というのを注文すると今日はないと言われた。モンゴルではよくあることだが、メニューに書いてあるからといって実際にあるとは限らない。仕方がないのでランチプレートのようなものを注文。
14時くらいに研究所の停電が回復するというので研究所に向かうが、まだ回復していない。要件は、Aが私のカメラで写真をとったのでそれを彼女のPCに移動するというだけなんだけど。仕方がないので、彼女の弟(兄かな?)の家に行く。アパートの5階だった。入ってみるとまるでロシアの家のようだ。比較的リッチな家庭なんだろうな。ファイルを移して、ヨーグルトをごちそうになり、帰る。
その後、この日記を書き、近くを散歩したりする。牛も散歩してるよ~。しばらく停電は回復せず。21時ころになり電気が点いた。
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6/18
Ulgii->ULN移動
朝7時に研究所の人が迎えに来てくれるという約束のはずが7:45に・・・、飛行機は10時のはずが9:30に・・・と多少のスケジュール変更はあった^^;)が、3hくらい(時差があるので13:00ころ)ULNに無事到着。
IMHに行って次回の飛行機チケット代をデポする。ついでに近くのホーショール屋を教えてもらう。ホーショールは350T/1コ、ボーズは300T/1コ なのに飲み物は500Tだった。
そのまま街の本屋に行く。5900T の本を買おうと思ったら、レジで待たされたあげく、「おつりがないから6000Tでいいか?」と言われた。悔しいのでどうにか細かいお金をつくり、払う。ゲルの歴史についての本を買った。定住生活でもゲルを使っている人は多いが、それはゲルにしない理由があまりないからかな、と考えた。彼らの住居の歴史は、住居をもつようになったころからゲル(最初はインディアンのテントみたいなもの)をつくり、徐々に形を整えて、今の形態になったようだ。結局、ゲルは気候に合っていて機能的で住みやすいのだと思う。ちなみに昔は皇帝などが荷車に豪華なゲルを載せたような移動式ゲルも使っていたとのことでちょっと笑えた。ゲルなのに解体しないのかぁ^^;)
帰路、中央郵便局の建物にネットカフェがあったので入ってみたが、日本語がよめない--;)諦めて帰ることにした。その後いつものように韓国系SKYスーパーへ行く。食料品などを買い、ホテルに戻る。10日ぶり(?)に風呂に入る。風呂はいいなぁ。体を洗うために手をお湯につけていただけでふやけてきた。手の皮にとっても久しぶりのお湯なんだなぁ。昨年、隣の研究グループのIさんに「フィールドでは風呂に入らないの?!!!・・寒いから汗かかないのかぁ」と言われたけど、そういうわけではなくて、風呂(またはシャワー)がないから入れないだけなんですよ。頭はフィールド中もヒマを見つけて2-3回川の水で洗ってみたけど、さすがに体まで水をかぶるとなるといろいろ面倒。ウルギーのホテルではシャワーは一応あるけど、使うとなるといろいろな意味で(水が出なかったり停電だったり)困難。
御飯をたべながらビールを飲んだら眠ってしまった。ちょっと疲れてたみたい^^;) ちなみにスーパーではシンガポールのビールを奨められたがモンゴルのにしてみた。これも十分おいしい。


6/19
朝食後ちょっとPC作業。昼ごろになって外出し昼食とする。小さいボーズみたいなのを食べてみた。ファーストフードみたいな店だけどメニューはふつう。ウエイトレスの言っていることが理解できないので適当にザー(はい、とかOKとかいう意味)と言っておいた。その後ネットカフェに行ってメールをチェック。
ホテルに戻り、少し仕事しようと思ったら眠ってしまった^^;)。どうしてこうも良く眠れるんだろう???意外と疲れているのかな。起きてからスーパーに買い物へ。ホテル内で日本人ツアー客を何人か見かけた。スーパーでは西洋人を何人か見かけたし、今年は本当に外国人が多いなぁ。
帰ってきて風呂に入り、ご飯を食べた。今日のビールはちょっと奮発してゴビビール。”爆問学問”を見る。海外用番組なので時間帯がちょっと違う。今回はウイルスの話、北大の高田さんだった。この人、話がうますぎるっ。すばらしいっっ。こういうアウトリーチをしたいよね。次回は恐竜の真鍋さんらしい。ぜひ見なければ!(^^)!


6/20
ウランバートルの研究所に行く。今日の仕事は所長から書類をうけとること。ここの所長も40代~50くらいの綺麗な人だ。モンゴルは女性の方が学歴が高いらしい。
雨が降っていてあまり行く気がしない。電話したりしているうちに午後になり、でかける。ついでに食事をし、買い物をしたりして一日が終わるorz。・・・まぁ、明日に向けて力を蓄えたと思えばいいかな。
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by cony_keyco | 2008-06-23 21:21 | general
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